バリアフリーの旅@箱根・山のホテル(1)

時々バリアフリー関連で検索して読んでいただいているにもかかわらず、
なかなかまとめができないまま月日が流れていく~。

バリアフリーの旅、最後は2013年10月下旬に行った箱根、山のホテルです。
(書いているのは、2015/9/8です)

事情があり夏の母の誕生日に70歳のお祝いが出来なかったので、
私と2人で秋の箱根に行くことに。
昔2人で泊まったことがある、小田急山のホテルがバリアフリールームを作ったとのことで、
いってみることにしました。

温泉付き和洋室、2泊。
はっきり言って、車椅子で快適な旅をしようと思うとお金がかかるんですな。
でも私一人でドライバー兼ヘルパーをするので、人件費だと思って宿泊費にお金をかけてもいいだろう!
高すぎて怒られそうなので、父には少し少なめの宿泊費を言って出してもらい、
足りない分は母自ら(笑)、交通費・遊興費はワタシが出すという合わせ技で行ってきました。
(どこがお祝いなんだか・・・)

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和洋室の和部分は、私が足をのばすくらいで母は全く使えないのですが、
お風呂の使い勝手を考えてこの部屋を選択。
2泊した感想は、
「常連のお客様で足腰が少々弱ったかたのためにリフォームしてみました」
という感じでした。
富士レークホテルの完璧で使いやすいバリアフリーとは、ちょっと比べられない。

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<良いところ>
・ダイニングテーブルがあり、ゆっくり部屋食が楽しめる。
・部屋の入り口から居室までのスロープスペースが広い。手摺もある。
・居室も広く、車椅子でゆうゆう移動できる。
・トイレは便器の両側に手摺がある点はマル。
 (しかし引き戸ではなく奥行きが広いのに横手摺がないため、
  片マヒの人がドアを自分で閉めることができない。)
  ←普通の使い方が出来ないのは本人にはストレスなのです・・・

・浴室がかけ流しの温泉。シャワーチェアとバスチェアがある。入り口がフラットで車椅子で入れる
・部屋にいるだけでも寛げる。
・食事が美味しいー!

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<今一つなところ>
・バーコーナーの反対の壁に横手摺があると、お年寄りが夜歩く時も安心だが、ついていない。
・ベッドサイドにつかまるものが何もない。サイドテーブルもないので、
 老眼鏡を置く場所も、水を置く場所も、つかまりだちするものもない。イスを代わりに使った。
・浴槽と洗い場の境目に排水の溝があり、シャワーチェアをギリギリまで浴槽のふちにつけることができない。
 かといって手摺間の距離が遠すぎて、立ちあがることができない。
 
 車椅子でカランの前までいき、シャワーチェアに移ってもらう→座って身体を洗う→カランのところの手摺をもって立ってもらう→シャワーチェアを浴槽のふちぎりぎりまで寄せる→がっぷり四つの体制でシャワーチェアまで支えながら移動→チェアと浴槽の隙間を私の太ももで埋めて、片足ずつずらしながら浴槽に入ってもらう
(手摺が丁度いいところにないので、私をつかんでもらう)→バスチェアに座っていい湯だなを堪能。出るときはその逆。

 ゆったり温泉のはずが、結構しんどいことに・・・・。
 でも浴槽に入っているときは手摺をつかめるので、ひとりでのんびりしてもらえる。


という感じで、バリアフリーも見た目とお洒落優先なので今一つ機能的ではないのが残念。
2年弱たって使いやすくなっているとよいのですが、
あんまりそういうお客さんは泊まらないのかもね。
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by rin_oz | 2013-11-08 17:31 | CAREGIVING