親の和服を整理するの巻・1

元々実家には和服の山が3つあり、
一つは母の和ダンス、残り二つは畳の上に箱で重ねられていた祖母の遺品の着物の山でした。

母が倒れてもう着られないにも関わらず、ほぼ見て見ぬふりをしていましたが・・・・。
ある時母が整理したいというので、2日にかけて大ナタを振るいました。

私が箱から着物をだして母が見てどうするかを決める・・・の繰り返しなのですが、

・新品または、きれいなもの→東北へ寄付
・少しでも汚れているもの、古すぎる柄→古布で捨てる

結構痛んだりカビたりしているものもあり、その場合
「高いのよこれ~」と母が言っても、
祖母(民謡が趣味)が十分楽しんで着たから着物もご満足! と私がバッサリ切ったのでした。
汚れているものを寄付されるほど、嫌なものはないもんね~。

で、残ったのは和ダンスに収納。
・母の喪服(冬・夏)
・母の喪服(白)・・・お棺にいれて欲しいもの
・黒留袖
・大島紬・結城紬
・父方の祖母の形見の帯

どうせ着られないから全部捨てる・・というのは絶対にご法度でござる。

着物にうとい私でもわかるように、それぞれの引き出しにリストをメモして入れて終了。
祖母も自分が亡くなったときに着せて欲しい着物を風呂敷にまとめてあったそうですが、
母もあらかじめ用意していたので、これを葬儀場に持っていくことになるのでした。

こうして畳の上の山二つが消えて、父がちょっとご機嫌になったのが着物整理の第1回目。
なお、数日後、母曰く
「お母さんが夢の中に出てきて、嬉しそうだった。新しい服を買いに行こうっていうから2人ででかけた」
のだそうで、母の胸のつかえも取れたとみえた。

昔仙台に住んでいたことがあり、まだ母の友人もいるので、
東北に寄付→役に立つ、というのがとても良かったらしく、
当時ヘルパーさん達にも勧めまくっていました。


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東北への着物の寄付は、こちらのNPOさんに発払宅配便で送りました。

●きもの支援センター 021-0054 岩手県‎ 一関市山目字境 57ー5 石森 治様 TEL:0191 25 5616
http://npo-kimono.jp/?cat=12

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それにしても、着物の山をみて思ったんですけれど、
祖母よ、この着物たちを買うお金で田舎の中古マンションのひとつでも買えたのでは・・・・ぶるぶる。
でも武道館の民謡大会で楽しそうに歌っていたのを思い出すにつれ、
祖母にとっては着物を買うほうが良かったんでしょうなあ。
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by rin_oz | 2015-07-26 17:24 | CAREGIVING