琉球王朝にワープ・・

f0051387_17472328.jpg図書館で借りてきた「テンペスト 上・下」(池上永一)を読みました。
1冊420頁くらいあったので、まあとりあえず30分くらい読むかな、と開いたらそのままダーッと時間を忘れて読みふけってしまい、晩御飯の用意もせずに気がついたら夜の九時半・・・。ヒエー、ワタシ、どこに行ってたのうー。
そこへメ氏からカエルコールがきて顔面蒼白になったのですが、とにかくこの本は面白いです・・・。
時は琉球王朝末期、美しき天才主人公・真鶴が男装し宦官のふりをして官吏となり国難を次々に解決、しかし降りかかる災難により八重山へ島流しとなったのち、今度は王の側室となって王宮へ戻ってくる・・・・ザ・琉球歴史エンターテイメント。というわけで、純粋歴史小説ではなく超娯楽歴史ファンタジーです。でも琉球の事象は史実にのっとっているので、王朝末期がとっても分かりやすく頭に入ってきます(ペリーの黒船もくるよ)。 文体が軽いのでスイスイと読めてしまう。そこが曲者なんですなあ。
読みながら、頭の中に王宮や登場人物がビジュアルで浮かんで動くので、時を忘れて入り込んでしまう・・・・ような気がする。裏表紙の挿絵がまたキレイで、そこから想像(妄想?)が広がるのうー。
読み終わると、アレ?ワタシ今琉球王朝に行ってた?(←おいおい)感覚でしばしボーっとします(笑)。

呆れたメ氏が営業車でワタシを拾って、沖縄そばやさんに連れて行ってくれました・・・。
沖縄民謡を聴きながら沖そばを食べたので、ん?ここはどこだっけねえ。



生活に支障をきたすので、翌日下巻も4時間かけて読破し図書館に返却しました(笑)。

ちなみに、ツッコミどころも満載な小説なので、ダメな人はダメだと思われます。
いくらなんでも王様は、真鶴が男装して家臣として現れても自分の妻だって気がつくだろう・・・ とか、いくらなんでも真鶴の子供は、母(真鶴)が男装して家庭教師として現れたら、気がつくだろう・・・ とか。
でもそこらへんを差し引いても面白いの。
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by rin_oz | 2010-11-19 16:45 | BOOK